病院で子供の患者さんに、これからどんな治療を受けるのか説明するときに使われます。
キワニスドールは、身長40cm、体重50g、とても素朴な形で目も鼻もありません。
真っ白でノッペラボウなのは、子供が好きな色を塗り、顔を描いて遊ぶことができるように、という工夫の表れです。
このちょっと風変わりな、のっぺらぼうの小さな人形が病気の子どもさんたちに大きな力を与えています。
大人でも病院は厭な所です。子供にとっては尚更です。治療は苦痛を伴いますし、見知らぬ環境におかれて子どもは怯えています。キワニスドールは、痛くて怖い入院生活を少しでも楽しくできたらという、特別な玩具なのです。
新潟キワニスクラブでも会員やその家族、専門学校の学生さん、看護科の学生さんなどもドール製作に協力してもらい、県内や近県の病院小児科や看護学校に寄贈しています。